夜を巡る、船上のやすらぎ
旅のはじまりは優雅な旅路から。
大阪南港を出港し、夜の海を静かに滑る船内は
まるで海に浮かぶホテルのよう。
船旅の魅力は、
誰にも邪魔されないプライベートな空間で、
移動時間そのものを休息に変えることです。
翌朝、目が覚めればそこは愛媛・東予港。
船で休めば、翌日の観光に疲れを持ち越しません。
朝の静寂を運ぶ連絡バス。
-船から湯の街へ-
東予港に着いたら、
道後温泉行きの連絡バスへ乗り換え。
フェリー到着に合わせて運行するバスに乗れば、
乗り換えの必要は要りません。
朝の澄んだ空気の中、愛媛の景色を眺めながら、
名湯の玄関口へ向かいます。
道後温泉駅に降り立てば、
そこはもう明治の面影を残すレトロな街並み。
本格的な観光が始まる前の、
静かで清々しい道後の朝をお楽しみいただけます。
※バスは有料・要事前予約
※到着時間は目安のため、道路状況等に
よって前後する場合があります。
悠久の湯に浸る、道後の休息
-文豪も愛した、日本最古級の湯-
明治の粋をまとう、生きた文化財
入浴できる重要文化財。
肌で感じる、近代和風建築の頂点。
道後温泉本館は、
公衆浴場として初の「国重要文化財」。
その重厚な木造三層楼の佇まいこそが、
道後を象徴する「趣」です。
極上の休息を叶える
「和」のおもてなし。
泉質は肌に優しいアルカリ性単純泉。
三千年の時を超えて湧き続ける名湯を
無加温・無加水で堪能できる贅沢な湯です。
湯上がりは浴衣に着替え、趣ある休憩室へ。
お茶とお菓子のお接待が、さらに旅情を深めます。
屋上にある振鷺閣から鳴り響く刻太鼓の音色。
日本の音風景百選にも選ばれたその音色が
心に響きます。